参照触媒部会

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目的

部会の目的

参照触媒(reference catalyst)は共通試料の無償提供とその試料のデーター収集をとおして、触媒に関する研究活動を強力にバックアップすることを目的として1979年に設立されたものです。以来、参照触媒委員会は触媒学会の唯一の常置委員会として活動してきました。2007年、参照触媒委員会は参照触媒部会に改編され、事業推進部門基盤活動委員会傘下の部会の第一号として再スタートしました。

松本委員長(当時)が第81回触媒討論会においてこれまでの活動を総括する講演を行いました。その際のOHPを公開します

また、参照触媒部会では、キャラクタリゼーション、触媒調製、反応の標準化などに関する共同研究プロジェクトを行ってきました。

参照触媒委員会では、歴史的試料を保管し、展示しています。写真は島根大学総合理工学部物質科学科高機能触媒研究室の展示
年鑑2019報告

参照触媒部会は、前身の参照触媒委員会が平成19年に改称して活動を継続している組織である。参照触媒委員会の時代から、30年以上にわたって活動を続けてきた。その根幹は、参照触媒試料という現物を通して学会会員と繋がっていることである。同一の試料を用いることで、試料による差異という壁を越えて研究活動を可能にすることが最大の任務である。参照触媒は、その実測データが公開されるので、試料とともにデータを共有できることが大きなメリットとなっている。これらの成果は、「参照触媒利用の手引き」としてまとめられ、頒布されている。また、参照触媒という共通の試料を用いる優位性をもとに、さまざまな測定法の標準化、物性測定、調製法の標準化を目指したプロジェクト研究も継続的に行ってきた。プロジェクトに関する参照触媒討論会は第37回を数えている。

概要

部会の活動

  1. 参照触媒の配付
    部会活動の根幹は、参照触媒試料の配付である。2017年には水酸化ニオブ、炭化ニオブの配布を開始し、2016年から開始した酸化ニオブシリーズのラインナップが5種類となった.現在、チタニア、アルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、セリア、酸化ニオブ、シリカアルミナ、シリカマグネシア、硫酸化ジルコニア、タングステン酸ジルコニア、ゼオライト、担持金属触媒を含めた50種類以上の試料を配付している(配付実績)。また、配付開始から年月を経て試料の在庫が尽きたものに関しては可能な限り代替試料を準備し、途切れのないようにしている。現在も代替試料・新規試料を追加している。
  2. 参照触媒討論会の開催
    新試料の評価、物性評価法、触媒調製法についての話題がある場合には秋の触媒討論会の会期に合わせ参照触媒討論会を開催している.2018年は、「参照触媒 酸化ニオブの物性確認プロジェクト」として第37回参照触媒討論会を開催した。
  3. ホームページの更新
    配付試料の更新、プロジェクト研究の進展、参照触媒討論会開催等に対応して、参照触媒部会ホームページの更新を常に行っている。
    参照触媒WEB https://catsj.jp/reference-catalyst
    旧参照触媒WEB https://www.shokubai.org/com/sansyo
  4. 参照触媒利用の手引きの改訂・発行
    参照触媒利用の手引き(第七版、CD版のみ)を2020年1月に刊行した。参照触媒利用の手引として、参照触媒試料の利用方法、触媒学会参照触媒一覧、参照触媒部会の活動などをまとめ、参照触媒事業関係文献リスト、参照触媒を用いた論文・発表データシートを収録し、これまでに実施した「測定・調製法標準化マニュアル」を資料として掲載している。参照触媒試料の追加・更新に応じて定期的に改訂版を編集・発行する予定である。

部会の事業計画

  1. 参照触媒試料の配付継続
    参照触媒の配布は触媒学会会員サービスの一環となっている。在庫切れの試料を更新
    しつつ、新規試料の導入も検討する。今後とも年間300件前後の配付要請に応じる体制
    を維持する。
  2. プロジェクト研究の推進、新たなプロジェクトの企画・検討
  3. 「参照触媒の手引き」の改訂・発行
    参照触媒試料の追加・更新に応じて定期的に改訂版を編集・発行する。
  4. 教育活動への支援
    「キャットケム実験室」の活動を支援して、参照触媒を提供する。

部会の構成

部会長

薩摩 篤 名古屋大学 大学院工学研究科 satsuma(at)apchem.nagoya-u.ac.jp

副部会長

宍戸 哲也 首都大学東京 都市環境科学研究科 shishido-tetsuya(at)tmu.ac.jp

幹事

桑原 泰隆 大阪大学 大学院工学研究科 kuwahara(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp

会計

竹口 竜弥 岩手大学 工学部応用化学・生命工学科 takeguch(at)iwate-u.ac.jp

部会員

朝倉博行 京都大学 大学院工学研究科 asakura(at)moleng.kyoto-u.ac.jp
岡崎文保 北見工業大学 工学部 zaki(at)catal.chem.kitami-it.ac.jp
荻原仁志 埼玉大学 大学院理工学研究科 ogihara(at)mail.saitama-u.ac.jp
小倉 賢 東京大学 生産技術研究所 oguram(at)iis.u-tokyo.ac.jp
片田直伸 鳥取大学 大学院工学研究科 katada(at)chem.tottori-u.ac.jp
黒川秀樹 埼玉大学 大学院理工学研究科 kuro(at)apc.saitama-u.ac.jp
久保田岳志 島根大学 大学院総合理工学研究科 kubotake(at)riko.shimane-u.ac.jp
佐藤智司 千葉大学 大学院工学研究院 satoshi(at)faculty.chiba-u.jp
里川重夫 成蹊大学 理工学部 satokawa(at)st.seikei.ac.jp
菅沼学史 鳥取大学 工学部附属GSC研究センター suganuma(at)chem.tottori-u.ac.jp
関根 泰 早稲田大学 理工学術院先進理工学部 ysekine(at)waseda.jp
冨重圭一 東北大学 大学院工学研究科 tomi(at)erec.che.tohoku.ac.jp
永岡勝俊 名古屋大学 大学院工学研究科 nagaoka.katsutoshi(at)material.nagoya-u.ac.jp
西村 俊 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 s_nishim(at)jaist.ac.jp
西山 覚 神戸大学 工学部 nishieng(at)kobe-u.ac.jp
原 亨和 東京工業大学 応用セラミックス研究所 mhara(at)msl.titech.ac.jp
松橋博美 北海道教育大学 函館校 matsuhashi.hiromi(at)h.hokkyodai.ac.jp
米村将直 三菱重工業(株)技術統括本部広島研究所 masanao_yonemura(at)mhi.co.jp
山下弘巳 大阪大学 大学院工学研究科 yamashita(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp

顧問

岡本康昭 元島根大学 総合理工学部 yokamoto(at)riko.shimane-u.ac.jp
丹羽 幹 愛知工業大学、財団法人名古屋産業科学研究所 miki.niwa(at)gmail.com
松本英之 CERES企画 fwnw2698(at)mb.infoweb.ne.jp
三浦 弘 元埼玉大学 大学院理工学研究科 hmiura(at)mail.saitama-u.ac.jp

(at)を@に変更してください

アーカイブス

参照触媒の種類・配布申込方法・研究成果の報告

参照触媒配布実績
参照触媒に関する刊行物

参照触媒の配布申込方法
現行の参照触媒の種類(アジア参照触媒)
現行の参照触媒の種類(日本参照触媒)
現行の参照触媒の種類(担持貴金属触媒)
参照触媒の研究成果報告フォーム

プロジェクト

バイオディーゼルプロジェクト
“セリア”プロジェクト
”硫酸化ジルコニア”プロジェクト
固体酸モデル反応の再構築プロジェクト
PM酸化除去触媒評価の標準化プロジェクト

年鑑報告

報告書2019

お問い合わせ

参照触媒とこのウェブページに関するご意見ご要望は桑原泰隆(大阪大学 工学研究科)まで。
kuwahara(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp (at)を@に変更してください