- 2021年8月より、参照触媒部会は参照触媒委員会に改編されました。
- 参照触媒の配布事業は参照触媒委員会に移管されました。詳しくは参照触媒委員会のウェブページをご覧ください。
ニュース
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2021年12月6日
- 委員会より
- 部会・研究会より
2021参照触媒新制度発足記念オンラインシンポジウム開催(2) -
2021年9月14日
- 委員会より
- 部会・研究会より
2021参照触媒新制度発足記念オンラインシンポジウム開催 -
2021年9月13日
- 部会・研究会より
参照触媒配布申込の再開
イベント
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- 会告
- 委員会行事
- 研究会行事
2021参照触媒新制度発足記念オンラインシンポジウム2021年9月15日(水) ~ 2022年3月31日(木) -
- 会告
- 研究会行事
第37回参照触媒討論会 -参照触媒 酸化ニオブの物性確認プロジェクト-2018年9月25日(火) -
- 会告
- 研究会行事
第36回参照触媒討論会 -参照触媒 酸化ニオブの物性確認プロジェクト--参照触媒 アルミナの物性確認プロジェクト-2016年9月20日(火) -
- 会告
- 研究会行事
第35回参照触媒討論会 -PM酸化除去触媒評価の標準化プロジェクト-2014年9月24日(水)
目的
部会の目的
参照触媒(reference catalyst)は共通試料の無償提供とその試料のデーター収集をとおして、触媒に関する研究活動を強力にバックアップすることを目的として1979年に設立されたものです。以来、参照触媒委員会は触媒学会の唯一の常置委員会として活動してきました。2007年、参照触媒委員会は参照触媒部会に改編され、事業推進部門基盤活動委員会傘下の部会の第一号として再スタートしました。
また、参照触媒部会では、キャラクタリゼーション、触媒調製、反応の標準化などに関する共同研究プロジェクトを行ってきました。
年鑑2021報告
参照触媒部会は参照触媒事業を実施し、また共通の試料を用いる優位性を活用したプロジェクト研究を実施するために設置されている。参照触媒事業は、触媒学会会員に同一の試料を配布し,試料による差異という壁を越えて触媒分野の研究を推進することを目的とし、1979年から参照触媒委員会、2007 年から自主性・専門性・継続性を兼ね備えた参照触媒部会が担ってきた。実体物である試料とともに、蓄積・公開されるデータを共有することによって学会会員と繋がり、触媒研究に大きな利点を与えていると思われる。成果は、「参照触媒利用の手引き」としてまとめられ、頒布されている。また、参照触媒を用いる物性測定法、調製法、触媒特性評価法の標準化を目指したプロジェクト研究も行い、プロジェクトに関する参照触媒討論会は第37 回を数えている。
概要
部会の活動
- 参照触媒の配付
部会活動の根幹は、参照触媒試料の配付である。配付開始から年月を経て試料の在庫が尽
きたものに関しては可能な限り代替試料を準備し、途切れのないようにしている。現在も代替試料・新規試料を追加している。現在のラインナップは, チタニア(10種)、アルミナ(5 種),シリカ(11 種)、マグネシア(2 種)、ジルコニア(4 種)、セリア(4 種)、酸化ニオブ(5 種)、シリカマグネシア(1 種)、ゼオライト(12 種)、タングステン酸ジルコニア(1 種)、担持金属触媒(1 種)となっている。 - 参照触媒討論会の開催
新試料の評価、物性評価法、触媒調製法についての話題がある場合には秋の触媒討論会の会期に合わせ参照触媒討論会を開催している.2018年は、「参照触媒 酸化ニオブの物性確認プロジェクト」として第37回参照触媒討論会を開催した。 - ホームページの更新
配付試料の更新、プロジェクト研究の進展、参照触媒討論会開催等に対応して、参照触媒部会ホームページの更新を常に行っている。
参照触媒WEB https://catsj.jp/reference-catalyst - 参照触媒利用の手引きの改訂・発行
参照触媒利用の手引き(第七版)を2020年1月に刊行した。会員の利便性の向上、参照触媒ラインナップ更新への速やかな対応等を目的として、第7 版からはweb 版として公開することとした。触媒OnTheWeb のリンクから、正会員と学生会員は閲覧・ダウンロードができるようになった。また法人会員にはCD 版の無料送付、その他の方にはCD 版の有料販売を予定している。内容はこれまで通り、参照触媒試料の利用方法、触媒一覧、参照触媒部会の活動、プロジェクト研究報告、関係文献リスト、参照触媒を用いた論文・発表データシート、測定標準化マニュアルである。
部会の事業計画
- 参照触媒試料の配付継続
参照触媒の配布は触媒学会会員サービスの一環となっている。在庫切れの試料を更新
しつつ、新規試料の導入も検討する。今後とも年間300件前後の配付要請に応じる体制
を維持する。2021年度から送料は利用者負担とする。 - プロジェクト研究の推進、新たなプロジェクトの企画・検討
- 「参照触媒の手引き」の改訂・発行
参照触媒試料の追加・更新に応じて定期的に改訂版を編集・発行する。 - 教育活動への支援
「キャットケム実験室」の活動を支援して、参照触媒を提供する。
部会の構成
部会長
片田 直伸 鳥取大学 大学院工学研究科 katada(at)tottori-u.ac.jp
副部会長
宍戸 哲也 東京都立大学 都市環境科学研究科 shishido-tetsuya(at)tmu.ac.jp
幹事
桑原 泰隆 大阪大学 大学院工学研究科 kuwahara(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp
会計
永岡 勝俊 名古屋大学 大学院工学研究科 nagaoka.katsutoshi(at)material.nagoya-u.ac.jp
部会員
朝倉 博行 京都大学 大学院工学研究科 asakura(at)moleng.kyoto-u.ac.jp
岡崎 文保 北見工業大学 工学部 zaki(at)catal.chem.kitami-it.ac.jp
荻原 仁志 埼玉大学 大学院理工学研究科 ogihara(at)mail.saitama-u.ac.jp
小倉 賢 東京大学 生産技術研究所 oguram(at)iis.u-tokyo.ac.jp
黒川 秀樹 埼玉大学 大学院理工学研究科 kuro(at)apc.saitama-u.ac.jp
久保田 岳志 島根大学 大学院総合理工学研究科 kubotake(at)riko.shimane-u.ac.jp
薩摩 篤 名古屋大学 大学院工学研究科 satsuma(at)chembio.nagoya-u.ac.jp
佐藤 智司 千葉大学 大学院工学研究院 satoshi(at)faculty.chiba-u.jp
里川 重夫 成蹊大学 理工学部 satokawa(at)st.seikei.ac.jp
菅沼 学史 鳥取大学 工学部附属GSC研究センター suganuma(at)chem.tottori-u.ac.jp
関根 泰 早稲田大学 理工学術院先進理工学部 ysekine(at)waseda.jp
竹口 竜弥 岩手大学 工学部応用化学・生命工学科 takeguch(at)iwate-u.ac.jp
冨重 圭一 東北大学 大学院工学研究科 tomi(at)erec.che.tohoku.ac.jp
西村 俊 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 s_nishim(at)jaist.ac.jp
西山 覚 神戸大学 工学部 nishieng(at)kobe-u.ac.jp
原 亨和 東京工業大学 応用セラミックス研究所 mhara(at)msl.titech.ac.jp
松橋 博美 北海道教育大学 函館校 matsuhashi.hiromi(at)h.hokkyodai.ac.jp
米村 将直 三菱重工業(株) 総合研究所 masanao.yonemura.8u(at)mhi.com
山下 弘巳 大阪大学 大学院工学研究科 yamashita(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp
顧問
岡本 康昭 元島根大学 総合理工学部 yokamoto(at)riko.shimane-u.ac.jp
丹羽 幹 愛知工業大学、財団法人名古屋産業科学研究所 miki.niwa(at)gmail.com
松本 英之 CERES企画 fwnw2698(at)mb.infoweb.ne.jp
三浦 弘 元埼玉大学 大学院理工学研究科 hmiura_su(at)hotmail.co.jp
(at)を@に変更してください
アーカイブス
プロジェクト
バイオディーゼルプロジェクト
“セリア”プロジェクト
”硫酸化ジルコニア”プロジェクト
固体酸モデル反応の再構築プロジェクト
PM酸化除去触媒評価の標準化プロジェクト
年鑑報告
お問い合わせ
参照触媒とこのウェブページに関するご意見ご要望は桑原泰隆(大阪大学 工学研究科)まで。
kuwahara(at)mat.eng.osaka-u.ac.jp (at)を@に変更してください