概要

触媒学会とは

触媒は化学反応をつかさどる極めて重要な物質です。私達の生活は触媒無しでは考えられないといえます。日常生活用品のほとんどが触媒反応を利用して作られているからです。現在重要な産業である石油精製、石油化学、ガス精製、食品、ファインケミカルズ、バイオケミカルにおいて触媒は反応の促進という重要な役割をになっているのです。また、人類の未来には解決しなければならない問題が山積みされています。限りある資源・エネルギー、環境汚染問題、食糧問題、ガン・エイズの難病等数えるときりがありません。これらの問題の解決には触媒は不可欠です。

触媒学会は触媒の最新情報を交換する場として1958年に設立されました。会員数は2,500名を超え学界、官界および産業界が一体となった開かれた活動を繰り広げています。私達は触媒を通して社会に貢献できることを誇りに思っています。是非触媒学会に入会し、最新の触媒技術に触れ、触媒を通して、仲間としてご活躍いただける事を願っています。