趣旨
触媒には活性成分として貴金属が頻繁に使用されており、希少元素の存在なくしては触媒化学の発展は有り得ませんでした。我が国は希少元素のほとんどを輸入に頼っており、これまで希少元素の省資源化や汎用元素による代替化に関する研究は多く行われてきました。本講演会では元素戦略に基づいた触媒設計に焦点を当てて、関連の研究者に最新の研究成果についてわかりやすくご講演いただきます。
プログラム
10:30-11:20
三浦 和也先生(スズキ株式会社)「計算科学を用いた自動車排ガス浄化触媒の現象解明」
11:20-12:10
小河 脩平先生(早稲田大学)「未利用資源有効利用のための高性能触媒の開発」
13:40-14:30
鎌田 慶吾先生(東京工業大学)「特異構造をもつ結晶性複合酸化物ナノ粒子の合成と触媒反応開発」
14:30-15:20
中山 将伸先生(名古屋工業大学)「マテリアルズ・インフォマティクスに基づくイオン伝導性材料探索」
15:40-16:30
山本 孝先生(徳島大学)「X線吸収分光法によるタングステン-ジルコニウム系複合酸化物固体強酸触媒」
16:30-17:20
竹中 壮先生(同志社大学)「相界面設計によるPEFC用Ptカソード触媒の高活性化・高耐久化」
申込締切
2018年11月16日(金)
※参加申込を締め切りました.定員に達したため当日受付はございません.ご了承下さい.
会費
一般 5000 円、学生 2000 円(当日払いをお願いします)
懇親会
講演終了後、会場近辺で開催予定