高難度選択酸化反応研究会

ニュース

ニュース一覧(高難度選択酸化反応研究会)

イベント

イベント一覧(高難度選択酸化反応研究会)

目的

研究会の目的

 本研究会は、「高難度」をキーワードとして、選択酸化にとどまらず、広く酸化的物質変換および電子移動を伴う反応に関する学理・技術の深化と体系化を目的としています。酸化反応は、ファインケミカルズ合成からエネルギー変換、環境浄化に至るまで、持続可能社会を支える基盤技術です。近年では、均一系・不均一系触媒による高選択的酸化反応のみならず、電極反応、光駆動反応、水電解反応(酸素発生反応:OER)など、酸素や電子移動を鍵とする多様なプロセスが急速に発展しています。これらは次世代化学プロセスおよびエネルギー変換技術の中核として大きな期待を集めており、反応開発のみならず、それを支える新触媒材料の創製、電極材料・機能性材料の設計とも密接に結びついています。

 本研究会では、高活性・高選択性・高耐久性を実現する新触媒材料の開発を重要な柱の一つと位置づけるとともに、触媒構造および電子状態の精密制御、反応機構の解明、活性種の同定と制御に関する研究を推進します。そのため、オペランド分光や先端顕微解析などの最先端計測技術、さらには第一原理計算やデータ科学的手法を含む理論計算との連携も重視し、実験と理論の協働による本質的理解の深化を図ります。対象分野は、接触酸化、液相・気相酸化、光酸化、電極酸化、水電解反応(OERを含む)など幅広く、分子触媒、固体触媒、電極材料を含む酸素関連触媒材料の創製から、反応工学的酸化システムの構築に至るまでを包含します。未解決の高難度課題に対して分野横断的な議論を行い、酸素が関与する触媒化学および電子移動化学の発展を多面的に推進するとともに、エネルギー・環境・材料分野の発展に資する革新的酸化技術の創出を目指します。

文責: 鎌田 慶吾
Tel: 045-924-5338
Email: kamata(at)msl.iir.isct.ac.jp (at)を@に変更してください

概要

研究会の主な活動内容

  1. 「高難度選択酸化反応研究会シンポジウム」の開催
     本研究会では、毎年1回(11月~1月頃)、「高難度選択酸化反応研究会シンポジウム」を開催しています。2024年度より、選択酸化反応に関わる均一系・不均一系触媒研究を精力的に推進されている先生方を依頼講演者としてお招きし、最新の研究成果をご紹介いただいています。また、学生を中心とした若手研究者によるポスター発表の機会を設け、活発な議論の場を提供しています。特に優れた発表を行った若手研究者には「ポスター発表賞」を授与し、次世代研究者の育成と研究意欲の向上を図っています。
  2. 触媒討論会での「選択酸化」セッションの企画
     触媒討論会において「選択酸化」セッションを企画・設置し、口頭発表およびポスター発表を通じて活発な議論と建設的な意見交換を行っています。これまで選択酸化反応に直接関わってこられなかった研究者の皆様からの発表も歓迎しており、新たな視点や分野横断的な展開を促進しています。
  3. 「研究会世話人会」の開催
     秋の触媒討論会期間中に研究会世話人会を開催し、シンポジウム運営を含む今後の活動方針について意見交換を行っています。産学官の枠を越え、本研究会の趣旨にご賛同いただける新たな世話人の先生方にも積極的にご参画いただき、研究会活動のさらなる発展を目指しています。

世話人名簿

世話人代表

鎌田 慶吾(東京科学大学)

世話人

井口 翔之(京都大学)
石川 理史(東京科学大学)
石田 玉青(大阪府立大学)
上田 渉(神奈川大学)
大山 順也(熊本大学)
荻原 仁志(埼玉大学)
織田 晃(北海道大学)
加藤 高明(旭化成)
熊 涼慈(日本触媒)
小柴 慧太(三菱ケミカル)

今 喜裕(産業技術総合研究所)
薩摩 篤(名大工)
杉山 博信(住友化学)
奈良 秀樹(高砂香料工業)
古川 森也(大阪大学)
森 嘉彦(東ソー)
山口 和也(東京大学)
山口 修平(愛媛大学)
山中 一郎(東京科学大学)

アーカイブス

年鑑報告

報告書2020報告書2019

活動状況

各種イベント等の開催状況は、イベント一覧をご覧ください。

お問い合わせ

世話人代表

〒226-8501
神奈川県横浜市緑区長津田町4259 R3-6
東京科学大学 総合研究院 フロンティア材料研究所
鎌田 慶吾
Tel: 045-924-5338
Fax: 045-924-5338
Email: kamata(at)msl.iir.isct.ac.jp (at)を@に変更してください

部会・研究会