環境触媒研究会

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目的

研究会の目的

自動車等から排出される窒素酸化物、一酸化炭素、炭化水素、粒子状物質(PM)の浄化、揮発性有機物の除去、脱臭、フロン分解、水浄化、有害物質を発生しない反応プロセスなど、従来型環境分野における触媒の果たす役割はますます重要になっています。また、21世紀、我が国が抱える資源、エネルギー問題から、エネルギー資源の多様化に伴う環境影響を鑑みるに、環境問題だけの解決はあり得ず、全方位的な視野が必要不可欠になってきます。

本研究会では、このような社会の要請に対して、触媒科学およびプロセス工学の立場から応える活動に貢献すべく、他の研究会や他の学協会とも合流しながら、最新の情報を交換する場を提供することを目的としています。

また本研究会は、個人会員、団体会員からなる会員組織として運営しています。会員としての加入を歓迎します.本研究会への入会を希望の方は、下記の世話人代表まで連絡いただくようお願いいたします。

概要

研究活動の概略、動向、展望

触媒討論会Aへのセッション参加が研究会活動の基本であるが、不定期なシンポジウムの開催および関係学会・シンポジウムへの共催を行っている。

2018年度は、第122回触媒討論会(2018年9月26~28日、北海道教育大学函館校)にセッション参加を行った。発表件数は、一般講演38件(大学・研究機関33件、企業5件)、ポスター講演18件(大学・研究機関15件、企業3件)であった。一般講演の件数は、2016年度が23件、2017年度が31件であり、年々増加してきている。本セッションは企業からの講演が多いことが特徴であり、学からの発信だけでなく、企業ニーズの高い研究分野であることを示している。研究会の目的に掲げた多様な環境触媒に関する情報交換の場としての役割を引き続き担ってゆきたい。また第123回触媒討論会(2019年3月20~21日、大阪市立大学)へのセッション参加も行う。17件のポスター発表が予定されている。

上記の活動に加え、元素戦略研究会と「第六回元素戦略に基づいた触媒設計シンポジウム」を共催した。また自動車技術会との交流事業として、第五回排気触媒システム部門委員会(公開委員会)「化学と機械の協創によるSCR触媒研究 最新動向」(2019年3月4日、東京大学先端科学技術研究センター)を共催する。今後も継続的な交流を図っていく予定である。

海外では、10th International Conference on Environmental Catalysis(第10回環境触媒国際会議)が中国・天津で2018年9月22~26日の日程で開催された。環境触媒研究会から、山下先生(阪大)が基調講演を、薩摩先生(名大)、町田先生(熊大)、小倉先生(東大)、羽田(名工大)が招待講演を行った。日本における環境触媒研究の状況を海外に発信することができた。2022年には International Advisory Board Member になって頂いている山下先生、薩摩先生のお世話のもと、日本(淡路島)で開催されることが決定された。

研究会の活動状況はこちら(facebook)

世話人名簿

世話人代表

永長久寛(九州大学)

世話人

岩本正和(早稲田大)
永長久寛(九大)
江口浩一(元京大)
遠藤慶徳(三井金属)
大塚浩文(大阪ガス)
小倉 賢 (東大)
角田範義(元豊橋技科大)
薩摩 篤(名大)
嶋田五百里(信州大)
清水研一(北大)
瀬川幸一(元上智大)
辰巳 敬(製品評価技術基盤機構)
田畑研二(元宮崎大)

難波哲哉(産総研)
羽田政明(名工大)
浜田秀昭(産総研)
平田裕人(トヨタ)
細川三郎(京都工繊大)
堀 正雄(ユミコア日本触媒)
町田正人(熊本大) 
御園生 誠(元東大)
村山徹(東京都立大)
八尋秀典(愛媛大)
山下弘巳(大阪大)
芳田嘉志(金沢大)

アーカイブス

年鑑報告

報告書2021報告書2020報告書2019

活動状況

各種イベント等の開催状況は、イベント一覧をご覧ください。

お問い合わせ

世話人代表

〒816-8580
福岡県春日市春日公園6-1
九州大学大学院総合理工学研究院
永長久寛
Email: einaga.hisahiro.399(at)m.kyushu-u.ac.jp (at)を@に変更してください

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