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2024年度 高難度選択酸化反応研究会シンポジウム2024年12月18日(水) -
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2023年度 高難度選択酸化反応研究会シンポジウム2024年1月19日(金) -
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2022 年度 高難度選択酸化反応研究会シンポジウム2023年1月20日(金) -
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令和2年度 高難度選択酸化反応研究会シンポジウム2021年1月22日(金)
目的
研究会の目的
高難度をキーワードに、接触的選択酸化に関する情報を集約し、発信することを目的にしています。選択酸化は次世代化学プロセスとして期待される反応であり、均一・不均一系を問わず基礎・応用研究が活発に進められている分野です。また、環境問題を解決する上で酸化技術の発展は大変重要であると考えています。
本研究会は、期待値は大きいものの難度が高いが上に達成することができずに残されている高難度選択酸化反応の展開に向けた概念、理論、技術構築を講演会、研究発表会を通した活発な議論で進め、同時に選択酸化全般の進歩に寄与したいと考えています。酸素のかかわる触媒化学の発展を多面的に幅広く図る活動も進め、環境問題を解決する上での酸化技術の展開に対しても力を注いでいます。本研究会は接触酸化、液相酸化だけではなく、光酸化、電極酸化、あるいは反応工学的酸化システムも対象としています。
文責: 山中一郎
Tel: 03-5734-2144
Email: yamanaka(at)apc.titechi.ac.jp (at)を@に変更してください
概要
研究会活動の概略、傾向、展望等
- 触媒討論会(北海道教育大学函館校)「選択酸化セッション」参加
「選択酸化セッション」(平成30年9月26日)では依頼講演として北海道大学触媒科学研究所助教・小林広和先生に「モルデナイト担持金属触媒を用いたメタン部分酸化によるH2,CO合成反応」についてご講演いただいた。モルデナイト上に0.6nmのRhクラスターを担持した触媒を用いると、反応温度600°Cでメタン転化率84%、CO選択率91%の高選択的部分酸化反応が達成できることを報告された。また、担持Rh量の削減を目的に、Coの1.5nmの粒子にRhを単原子分散した触媒を調製したところ、650°Cでメタンを選択的に部分酸化できることを報告された。このRhとCoの顕著な協奏効果機構について詳細に講演していただいた。一般講演は6件のA1発表、1件のA2発表があり、活発な意見交換がなされた。 - 「平成30年度高難度選択酸化反応研究会シンポジウム」の開催
平成31年1月25日(金)13:30-17:00東京工業大学蔵前会館/手島精一記念会議室ABにてシンポジウムを開催した。今回も酸化に関わる触媒作用を精力的に研究されている下記4名の若手研究者に講演していただいた。35名の出席者があり、講演会での活発な質疑応答と懇談会での建設的な意見交換を行うことができ、有意義なシンポジウムを開催することができた。
1.「サブナノ金属触媒による炭化水素の酸素酸化反応」(東工大)○田邊 真、Miftakhul Huda、南澤慶伍、塚本孝政、山元公寿
2.「ゼオライト担持ロジウム触媒を用いたメタンの酸化的改質反応」(北大)○小林広和、福岡 淳
3.「鉄錯体内包ゼオライト触媒を用いた環状炭化水素類の部分酸化反応」(愛媛大)○山口修平、宮本晃平、三宅祐輝、瀧口慶子、八尋秀典
4.「白金酸化物アノードによるオレフィン電解部分酸化」(東工大)○井口翔之、片岡賢志、星野良輔、山中一郎。 - 今後の動向
固体触媒、分子触媒、光触媒、電極触媒などを組織的に組み合わせた触媒系により、温和な条件において炭化水素を選択部分酸化する研究活動が活発化すると考えられる。
世話人名簿
世話人代表
鎌田 慶吾(東京科学大学)
世話人
井口 翔之(京都大学)
石川 理史(東京科学大学)
伊藤 貢悦(三菱ケミカル)
上田 渉(神奈川大学)
大山 順也(熊本大学)
荻原 仁志(埼玉大学)
熊 涼慈(日本触媒)
今 喜裕(産業技術総合研究所)
薩摩 篤(名大工)
宍戸 哲也(東京都立大学)
鈴木 賢(旭化成)
古川 森也(大阪大学)
三上 祐輔 (住友化学)
森 嘉彦(東ソー)
山口 和也(東京大学)
山口 修平(愛媛大学)
山中 一郎(東京科学大学)
辰巳 敬(東工大)
佐藤一彦(産総研)
アーカイブス
年鑑報告
活動状況
各種イベント等の開催状況は、イベント一覧をご覧ください。
お問い合わせ
世話人代表
〒226-8501
神奈川県横浜市緑区長津田町4259 R3-6
東京科学大学 総合研究院 フロンティア材料研究所
鎌田 慶吾
Tel: 045-924-5338
Fax: 045-924-5338
Email: kamata.k.ac(at)m.titech.ac.jp (at)を@に変更してください