生体関連触媒研究会

ニュース

2020年 第126回触媒討論会(オンライン)にて生体関連触媒セッション参加

2021年 第128回触媒討論会(オンライン)にて生体関連触媒セッション参加

2022年 第130回触媒討論会(富山大学)にて生体関連触媒セッション参加

2023年 第132回触媒討論会(北海道大学)にて生体関連触媒セッション参加

ニュース一覧(生体関連触媒研究会)

イベント

2020年 第126回触媒討論会(オンライン)にて生体関連触媒セッション参加

2021年 第128回触媒討論会(オンライン)にて生体関連触媒セッション参加

2022年 第130回触媒討論会(富山大学)にて生体関連触媒セッション参加

2023年 第132回触媒討論会(北海道大学)にて生体関連触媒セッション参加

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目的

研究会の目的

昭和60年に発足した「モレキュラーキャタリスト委員会」から「酵素類似機能を有する触媒研究会」を経て、平成3年に「生体関連触媒研究会」として発足した経緯があります。この間、生体触媒機能を触媒研究のサイドから探求することの重要性を示し、シンポジウムの開催を通じてこれまで触媒学会に関心の無かった人々に触媒学会を紹介する機会を提供し、さらに学会会員の増強などを目的として活動してきました。

さて、最近の生物無機化学研究の重点はモデル錯体の構造解明から機能発現へと移行し、単なる機能モデル錯体合成から実用触媒開発の段階に入ってきました。さらに、分子生物学の進展に伴い生体触媒である酵素の機能が分子レベルで解明されるに至り、酵素とモデル錯体とが同じ土俵で議論できる時代となっています。このような情勢の中で、本研究会の果たす役割はこれからさらに大きくなるものと考えられます。

均一系触媒研究では有機金属化学が長年中心的な役割を果たしてきた経緯があり、現在でもその重要性は薄れていません。一方、酵素に代表される生体触媒は、均一系触媒の開発に多くの示唆を与えてきました。また、生物無機化学の進展とともに新しい配位子が次々と合成され、制御された反応の実現が可能な状況となってきました。このような状況の中で、この分野で活躍する代表的な研究者から若い研究者までを含む本研究会の存在意義は極めて大きいのであります。生体関連触媒の研究分野において今後も触媒学会がイニシアティブをとり続けるためにも、本研究会の継続的な活動が不可欠と考えております。

概要

概略・動向・展望(敬称略)

  1. 第132回 触媒討論会において「生体関連触媒」セッションを担当

    2023年9月13(水)~15日(金) 北海道大学札幌キャンパス

    特別講演:理化学研究所 竹中康将「海洋生分解性を有するバイオマスプラスチックの開発と実用化に向けた取り組み」
    依頼講演:大阪公立大学 中薗孝志「二重N-混乱ヘキサフィリン二核金属錯体を触媒とする水の光分解反応への挑戦」

     

     一般講演:12件(内A2講演1件)

  2. 第130回 触媒討論会において「生体関連触媒」セッションを担当

    2022年9月20(火)~26日(月) 富山大学五福キャンパス

    特別講演:北海道大学 小野田晃「指向性進化工学と化学修飾を活用したタンパク質エンジニアリング:バイオハイブリッド触媒とバイオ材料への応用」
    依頼講演:信州大学 嶋田五百里「接触分解反応を利用したバイオマス資源からの炭化水素燃料製造」
     一般講演:7件(内A2講演2件)
    第130回触媒討論会一般講演(A2)「生体/光触媒色素を用いた可視光駆動型ワンポット系による二酸化炭素及びアセトンから生分解性高分子モノマーの合成」紀太悠(大阪市立大学)学生口頭発表賞

  3. 今後の展望
    今後も引き続き生体触媒、生体関連化学に関する研究者も積極的に講師として招き、討論会セッションや講演会・シンポジウムの開催・共催を通じて触媒学会へ新しい情報を提供できるよう研究会のホームページ(https://catsj.jp/biocatalysts)を利用するなどして努める。

世話人名簿

2024年度世話人

世話人代表

天尾 豊(大阪公立大学人工光合成研究センター)

世話人

小野田晃(北大・環境)
竹中康将(理研)
田部博康(京大・高等研究院)
中薗孝志(阪公大・人工光合成)

林 高史(阪大・工)
引地史郎(神奈川大・工)
宮地輝光(東工大院・物質理工)
山田裕介(阪公大・工)

アーカイブス

年鑑報告

報告書2020報告書2019

活動状況

触媒討論会生体関連触媒セッション参加

第132回 触媒討論会 2023年秋 (北海道)                              第130回 触媒討論会 2022年秋 (富山)                          第128回 触媒討論会 2021年秋 (オンライン)                        第127回 触媒討論会 2021年春 (オンライン)                          第126回 触媒討論会 2020年秋 (オンライン)                        第125回 触媒討論会 2020年春 (中止)                          第124回 触媒討論会 2019年秋 (長崎)
第123回 触媒討論会 2019年春 (大阪)
第122回 触媒討論会 2018年秋 (函館)
第121回 触媒討論会 2018年春 (駒場)
第120回 触媒討論会 2017年秋 (愛媛)
第119回 触媒討論会 2017年春 (八王子)
第118回 触媒討論会 2016年秋 (岩手)
第117回 触媒討論会 2016年春 (大阪)
第116回 触媒討論会 2015年秋 (津)
第115回 触媒討論会 2015年春 (武蔵野)
第114回 触媒討論会 2014年秋 (東広島)
第113回 触媒討論会 2014年春 (豊橋)
第112回 触媒討論会 2013年秋 (秋田)
第111回 触媒討論会 2013年春 (大阪)
第110回 触媒討論会 2012年秋 (福岡)
第109回 触媒討論会 2012年春 (東京)
第108回 触媒討論会 2011年秋 (北見)
第107回 触媒討論会 2011年春 (八王子)
第106回 触媒討論会 2010年秋 (甲府)
第105回 触媒討論会 2010年春 (京都)
第104回 触媒討論会 2009年秋 (宮崎)

お問い合わせ

世話人代表

〒558-8585
大阪市住吉区杉本3-3ー138
大阪公立大学人工光合成研究センター
天尾 豊
Tel: 06-6605-3726
E-mail: amao(at)omu.ac.jp (at)を@に変更してください