固体酸塩基点の作用と設計研究会

ニュース

ニュース一覧(固体酸塩基点の作用と設計研究会)

イベント

イベント一覧(固体酸塩基点の作用と設計研究会)

目的

研究会の目的

固体酸塩基はそのままで環境低負荷型酸塩基触媒として石油精製・化学プロセスに広く用いられているのみならず、イオン交換体として遷移金属触媒の担体などにも有用である。しかしながら、酸性質の測定や触媒・担体としての働きなどに関して、ゼオライトとその他、酸と塩基など固体酸塩基を通じた原理が理解されていない。6年間の固体酸触媒の原理と応用研究会では、触媒討論会でのセッションや独立したシンポジウムを通じて固体酸性質の測定や酸点の働き、新規な応用例を議論し、原子のレベルで酸触媒の働きを明らかにしてきた。これを発展的に改組し、主につぎのことについて議論できる場をつくりたい。

  1. 固体上のブレンステッド・ルイス酸点の定量的測定法の確立
  2. 固体上の塩基点の解析
  3. 酸塩基性質と酸塩基点に保持された遷移元素種の化学特性の相関
  4. ゼオライトとその他の固体酸の作用の統一的解釈
  5. 固体酸と固体塩基の作用の統一的解釈
  6. 固体酸塩基を触媒・担体とする難度の高い反応へのチャレンジ

概要

研究会活動の概略、動向、展望

本研究会の活動は基本的に触媒討論会へのセッション参加であり,前身の固体酸触媒の原理と応用研究会主催の秋の触媒討論会セッションでは多数の発表が行われてきた(110回,112回,114回,116回,118回,120回,122回の発表件数はそれぞれ17件,19件,15件,22件,15件,14件,21件).近年は春の触媒討論会のポスターセッションにも参加しており,また再出発後には依頼講演を初めて企画した.2019年度の第124回触媒討論会(長崎)では三浦大樹先生の依頼講演に加え,口頭発表(A1) 11件,ポスター発表6件,合計18件の発表が行われた.続いて春の125回触媒討論会でもポスター発表6件が予定されている.

改組後には固体塩基分野の発表も増え,石油精製からバイオマス転換,さらには担体として酸化還元や環境触媒反応まで応用分野が広がる固体酸塩基触媒に関して,原理に即した,また活性点に関する基礎的な議論の場として定着していると考えられる.触媒討論会の原点に近いセッションとして今後も続けてゆきたい.

他方,産学連携や産業界からの発表は減っていると感じられる.会場で聴講されている産業界の方々も多いので,基礎的な討論をする場として参考にはされていると思うが,今後は産業界からの情報が得られるような仕掛けをしてゆきたい.

触媒討論会とは独立のシンポジウムも随時開催している.

第1回固体酸触媒の原理と応用に関する小討論会「ゼオライトと他の固体酸はどう違うのか」
答を出すのが難しそうなこの問題について,講師が題材や考え方を提供し語り合いました.
2012年3月27日(火) 15:30~18:10 (その後に懇親および討論の延長会)
東京大学生産技術研究所
15:35-15:55 松橋博美(北海道教育大学)
15:55-16:15 窪田好浩(横浜国立大学)
16:15-16:35 野村淳子(東京工業大学)
16:50-17:10 小倉 賢(東京大学)
17:10-17:30 片田直伸(鳥取大学)
17:30-17:50 宍戸哲也(京都大学)
17:50-18:10 総括討論
18:30頃- 懇親および討論の延長会

第2回固体酸触媒の原理と応用に関する小討論会「固体酸性質の正しい測定法とは」
またしても答を出すのが難しそうなこの問題について,講師が題材や考え方を提供し,語り合いました.日本ベル株式会社のご協力で,同社が市販を計画中のアンモニアIRMS-TPD自動測定装置を見学しました.
2013年3月24日(日) 午後 (その後に懇親および討論の延長会) 日本ベル株式会社本社 会議室
14:35-15:10 野村淳子(東京工業大学)
15:10-15:45 片田直伸(鳥取大学)
15:55-16:30 仲井和之(日本ベル)
16:30-16:45 総括討論
16:45-17:15 装置の見学
18:00- 懇親および討論の延長会

世話人名簿

世話人代表

片田直伸(鳥取大学)

世話人

大友亮一(北海道大学)
大山順也(熊本大学)
小倉賢(東京大学)
恩田歩武(高知大学)
片田直伸(鳥取大学)

定金正洋(広島大学)
宍戸哲也(首都大学東京)
中島清隆(北海道大学)
水垣共雄(大阪大学)
横井俊之(東京工業大学)

アーカイブス

年鑑報告

報告書2020報告書2019

活動状況

活動状況の詳細は、研究会ウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ

世話人代表

〒680-8552
鳥取市湖山町南4丁目101番地
鳥取大学工学部附属GSC研究センター
片田直伸
Tel/Fax: 0857-31-5684
Email: katada(at)tottori-u.ac.jp (at)を@に変更してください

部会・研究会