新年のご挨拶
令和8年1月1日

野村 琴広
NOMURA Kotohiro
(東京都立大学)
謹んで新春のお慶びを申し上げます。会員の皆様には、触媒学会の活動にご協力いただき、厚くお礼申し上げます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
おかげさまで9月17日から19日に東北大学青葉山キャンパスで開催された触媒討論会は盛況で、会場ではこの学会らしい熱心な討論がされておりました。懇親会も盛況で、実行委員長の冨重先生をはじめ担当頂いた皆様にとても感謝している次第です。また、7月30日から8月1日滋賀県大津市で開催された「第45回夏の研修会」も、とても盛況であったと報告いただいています。西日本地区の「触媒道場」も宿泊形式での開催に戻り、皆さん楽しまれた様に報告いただいています。この様な会を実行するに際し、ご尽力いただいた皆様にとても感謝しています。5月に会長に着任する際に述べましたが、触媒学会の今迄の伝統を大切にしつつ、学生さんや企業の若手・中堅の研究者が気軽に情報交換、学会活動に参画できるように、今後も学会として支援を充実させたいと考えています。
今夏にシンガポールで開催されたAPCAT-10 (10th Asia-Pacific Congress on Catalysis)で講演の機会をいただき、会場で日本から参加された多数の皆様とお会いしました。私個人は他の国際会議での講演があり、途中からの参加でしたが、とても充実した会議であったと思います。本年8月に早稲田大学で開催のTOCAT10に向け、組織委員の皆様を中心に準備が進められており、すでに多数の発表申し込みをいただいたと聞いています。皆様におかれましては、参加をご検討くださいます様、何卒よろしくお願いいたします。さらに2028年のICC招致も決定し、日本の研究者が国際舞台でより活躍できる様に、学会としてできる範囲で可能な施策・支援を考えるべきだと思っています。この点は、APCATに参加してさらに感じた次第です。触媒が果たす社会での役割を考えると、討論会でもっと厳しい議論があってもよいかと個人的には思っています。その様な議論ができる雰囲気づくりが大事なのはいうまでもありません。
最後に理事会ですが、歴代の会長・役員の皆様の伝統を引き継ぎながら、法人組織として必要な改正を実現し、さらに充実した学会活動ができる様に取り組みました。中長期的な視点では、今後その効果が現れてくると期待しています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
会長メッセージ
令和7年5月15日

野村 琴広
NOMURA Kotohiro
(東京都立大学)
このたび2025年度の会長を仰せつかりました野村琴広です.触媒学会には学生時代からとてもお世話になっています。今回、私の中ではとても想定外の状況ではありますが、1年間という限られた期間ですが、石原前会長の方針を継続して学会の発展のために微力ながら担当させていただきたいと思っています。このような機会を頂き、関連の皆様にはとても感謝している次第です。
既に所信表明でも述べましたが、触媒学会の活動のさらなる活性化に向けて、以下の3点に注力したいと考えています。
1点目は、触媒学会の今迄培ってきた伝統を大切にしながらも、学生さんや産官学の若手の皆さんにとってより魅力ある学会となるべく、活動のさらなる充実に向けた学会としての支援を考えたいと思っています。学生さんが参加しやすい環境整備は大切で、企業の若手・中堅の研究者が気軽に情報交換、学会活動に参画できるような施策も大切だと考えています。若手会の活動や各地区の活動の充実は大切な役割を担っているのは言うまでもありません。この点は、結果として、会員増強につながると考えています。
2点目ですが、皆さんご存知の様に、触媒討論会はこの学会の特徴で、自由に忌憚ない議論ができる場ですので、この伝統を大切にしたいと考えています。2028年のICC招致も決定し、日本の研究者が国際舞台でより活躍できる様に、学会としてできる範囲で可能な施策・支援を考えるべきだと思います。学術活動では、オリジナリティーの高い、質の高い研究成果がよいはずですので、もっと厳しい議論があってもよいかと個人的には思っています。当然ですが、その様な議論ができる雰囲気づくりが大事かと思っています。一方、触媒が果たす社会での役割を考えると、工業触媒はとても大事で、その様な視点から、産官学でもっと踏み込んだ議論があってもよいかと思っています。
最後になりますが、学会活動のスタイルもコロナ禍を経て変化しましたが、良い点も当然ありますが、将来を考えると、一度現状を振り返って、将来の学会活動に向けた議論をするべきだと考えています。大きな改革が必要と考えているわけでは決してありませんが、学会活動のより活性化を考えると、この期間に議論し、必要ならばこの期間に整備・対応をとるべきと思っている次第です。
いろいろと述べていますが、まずは1年間大きな問題なく担当することが第1目標ですので、どうぞよろしくお願いいたします。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。